2021年1月 栄養士のブログ

栄養士コラム

こんにちは!
管理栄養士の五十洲(いそす)です。

このメールマガジンでは、 季節のお悩みや最近話題になっていることについて、 栄養士の視点で、皆さまに役立つ情報をお届けしております。

今月のテーマは「ダイエット」です!

お正月太りからなかなか抜け出せない… 今年こそはダイエットを...!
と日々奮闘している方も多いのではないでしょうか?

ダイエットに挑戦しているけれどもなかなか結果が出ない!
という場合、 実は問題は「胆のう」にあるかもしれないということが アメリカで最も知識のある栄養士と評される アン・ルイーズ・ギルトマンさんの著書にて紹介されました。

「胆のう」と聞いて、ピンと来る方はどのくらいいるでしょうか?
数ある臓器の中でも胆のうは、 最も注目されない臓器のひとつだといわれています。

そもそもどんな働きをしているのか…?
ということから探っていきたいと思います。

■「胆のう」と「胆汁」の役割とは?

先ほどの著書では、スリムで引き締まった体を手に入れたいなら カギを握るのは「胆汁」だと述べられています。

胆汁の役割は脂肪を分解すること。
食事から摂取した脂肪は、リパーゼという消化酵素で分解されますが、 リパーゼ自体は水溶性のため油と反応しにくい性質があります。
そこで活躍するのが「胆汁」です。
胆汁は脂肪を水に溶けやすくする「乳化剤」として働き、 脂肪を細かい粒子に変えることでリパーゼの働きを助けています。

そして「胆のう」はこの胆汁を貯めておく臓器です。
胆汁は肝臓で生成されて一時的に胆のうに貯蔵されます。
食事から脂肪分が入ってくると胆のうの筋肉が収縮し、 脂肪の消化が行われる十二指腸へと胆汁が送り出されます。

■ダイエットには、脂肪が必要!

胆のうと胆汁の役割がわかったところで、 それがダイエットとどう関係しているのか? について説明していきます。

キーワードは「ホルモン」と「細胞膜」です。

そもそも、ダイエットがうまくいかないのは カラダ本来の代謝機能の低下が原因であることが多く、 どんなに食べ過ぎないように気をつけていても、 代謝が低下した状態では無駄な努力になってしまうことも。。 乱れた代謝機能を正常化することが、 最も根本的で重要なダイエット法であるといえます。

この代謝をコントロールしているのは「ホルモン」であり、 ホルモンをコントロールしているのは「細胞膜」。
そして、そのどちらともが、 脂肪からつくられているというのが大きなポイントです。

■良質の脂肪をモノにできているか?

ここで、脂肪の「良い」「悪い」に触れたいと思います。
感覚としてはこの10年ほどで、日本でも、 オメガ3をはじめとする良質の脂肪の認知度が高まり、 脂肪はすべて悪者という認識はだいぶ払拭されつつあるかと思います。

代謝のコントロールに関わるホルモンや細胞膜のためにも 積極的に摂りたいのはこうした良質の脂肪です。
すでに、健康的なダイエットのために亜麻仁や荏胡麻などの油を 積極的にとり入れている方も多いのではないでしょうか?

しかし、その脂肪がきちんと吸収されていないとしたら…?

せっかくの良質の脂肪もきちんと消化吸収されなければ ホルモンにも細胞膜にもならず、 ただの脂肪として蓄積されている可能性があります。

ここで重要なのが、胆のうの働き!
何らかの原因で胆のうの働きが低下し胆汁が十分に分泌されないと どんなに良質の脂肪を摂っても適切に消化吸収することができません。

胆のうが元気で十分な胆汁が分泌されることが 良質の脂肪をモノにできるかどうか?
つまり、代謝をコントロールできるかどうか? の鍵を握っているのです!

いかがでしたでしょうか?

今回は、胆のうと胆汁の働きについてご紹介しました。

次回はダイエットとの関わりをもう少し詳しく探り、 おすすめの栄養素や食材をご紹介したいと思います!


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